【心臓カテーテル検査】 |
人間の生命活動を血液の循環を通じて支える心臓、そして血管。それだけに、心臓病は深刻な問題になります。現在では動脈硬化疾患である心疾患と脳血管障害が日本の死因の第2位、3位を占めています。 当院では、増加し続ける循環器疾患の治療部門において、医師、看護師、臨床検査技師、放射線技師が24時間体制で待機し、昼夜を問わず、対応しています。 心臓カテーテル検査は、大腿動脈もしくは肘動脈より血管造影用カテーテルを挿入し、冠動脈を撮影する事を目的としています。 造影の結果、狭窄部位が発見されれば、冠動脈血管内エコー(IVUS)検査により、その部位の治療の必要性を判断し、経皮的冠動脈形成術(PTCA)、冠動脈内ステント留置術
、至適インターベンション法の選択を行っています。バイパス治療(冠動脈血行再建術)においては鹿児島大学に依頼しています。 また、画像診断、カテーテル治療の質の向上さらには、被曝量低減を実現するため、2004年6月より、世界初の直接変換型フラットパネルシステム「DEGITEX Safire」を導入しました。鮮明な冠動脈の視認性を確保し、より正確な治療ができるよう万全の体制を整えています。 |
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【*世界初の直接変換型フラットパネルシステム「DEGITEX Safire」のすぐれた性能】 |
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直接変換方式フラットパネルディテクター(FPD)により微細な血管まで描出する超高画質を実現 |
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フラットパネルディテクター(FPD)の高感度特性と低線量システムにより被曝線量をトータルで低減 |
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RSMフィルタにより低線量領域での微細血管等の視認性がさらに向上 |
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