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当院の消化管内視鏡に関しましては、早期消化管癌に対する内視鏡切除術、消化管狭窄に対する拡張術・ステント挿入術、などを施行しております。ESDに関しましては、術者の技術向上およびデバイスの改善などにより、治療時間の短縮、および安定した治療成績が得られるようになっています。画像強調観察の一つである狭帯域光観察 (NBI : narrow band imaging)を用いた正確な病変範囲診断が可能となり治療成績の向上に寄与しています。また最近、内視鏡機器が、最新の内視鏡ビデオスコープシステムEVIS LUCERA ELITE(オリンパスメディカルシステムズ社製)へ更新されました。 胆膵内視鏡に関しましては、総胆管結石排石術、悪性胆管狭窄に対するステント挿入術、膵管狭窄に対するステント挿入術、などを施行しております。また、胆道癌においては、管腔内超音波検査による病変進展評価を行い、外科に術前情報を提供しています。胆膵内視鏡は、偶発症および、その重症化が危惧されます。当科は開院以来の経験の蓄積により、安全・確実な治療に努めております。 今後も消化器内視鏡診療を中心として、先生方のお役に立てるように努力していきたいと考えております。また現在の窮状を御賢察いただき、御支援をよろしくお願い申し上げます。