鹿児島市医師会病院

消化器内科の特色

消化器内科医師の紹介
 当院は鹿児島市医師会立で、医師会員の先生方からの完全紹介型病院です(紹介率92%)。従って患者さんは一定のフィルターを通してから来られます。日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本超音波学会、日本大腸肛門学会、日本肝臓学会等の認定施設、日本病理学会登録施設、日本内科学会認定関連施設他です。また内科外科など専門科を越えた総合的消化器内科としての機能を有しています。
 昨年の実績をお示しします。入院患者さんの数は年間約1000人で病気の内訳は肝臓病が20%で、内訳は癌に対する血管造影療法、エタノール注、ラジオ波療法や、静脈瘤に対する硬化結紮療法、肝性昏睡の治療・腹水コントロール等を行っています。胃の病気は約20%で潰瘍からの出血に対する止血、胃癌の手術前の方や内視鏡で取り除く胃癌の方などです。大腸の病気は約10%でその内訳は大腸癌の手術前の方や、胃と同じように内視鏡で取り除く方などですそのほかの病気は虚血性腸炎、腸閉塞、急性腸炎等があります。胆嚢や膵臓の病気は約30%で胆嚢の石、胆管の石、胆膵系の悪性腫瘍が多くみられます。
*検査部門では上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が約4500件(内治療目的10%)、逆行性膵胆管造影が約500件(内半数は治療目的)、大腸内視鏡(大腸カメラ)が1300件(内治療例は15%)、超音波内視鏡が約500件でした。
 当院の特徴は上記の如く処置内視鏡が多いことです。手術前の胃レントゲン検査や、経口小腸X腺検査、大腸レントゲン検査も施行し、特にドック時の胃レントゲン検査が4000件強です。
 以上の様に消化器病の中でも悪性腫瘍の占める割合は高く、消化器内科と放射線科とで診断した患者さんは毎週木曜日の夕方6時からの術前術後カンファで外科と十分に検討され、治療法に関しても患者さんとの間の十分なインフォームドコンセントの元に、ガイドラインに基づいた患者さんに最も適した治療法が選択されます。術後の患者さんについては最終病理診断を交え病理医の意見を参考にしながら術後の予後が検討されます。また悪性疾患に関してはそのほとんどの患者さんで術中の迅速病理診断がなされ適切な切除線が選択されます。今や術中の迅速病理診断なしで悪性疾患の外科的治療はすべきではないと思います。
 医療設備 各種電子内視鏡、超音波内視鏡(ファイリングシステム、Webで配信)CT、MRI、レントゲン装置で得られる画像は殆どはデジタル化DICOM出力され、病棟外来より瞬時にレ線、内視鏡画像の読影が可能です。
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