感染に関する問合せと対応

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Q.百日咳抗体検査でIgM、IgAの測定ができると聞いたが受託可能か。 (2016.12) NEW

2016年10月21日にシーメンス(株)より百日咳抗体検査でIgAおよびIgMの測定検査キットが販売されましたが、外部委託先のSRLでは検討中であり現在は検査できないとの事でした。なお、直接、百日咳菌の有無が検査できる百日咳菌DNA検査(LAMP法:360点)を開始するとのことで、これについては受託可能です。

 

Q.ノロウイルス検査の保険点数と算定解釈を知りたい。 (2016.11) 

ノロウイルス抗原定性(D012:26 150点)は、3歳未満・65歳以上・悪性腫瘍の確定患者・臓器移植後の患者・抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤等の薬剤投与中の患者が感染を疑う場合に算定できます。なお、保険未収載ですが、高感度のPCR法も受託(外部委託)しております。

 

Q.クラミジア・トラコマチス抗体検査の保険点数と算定解釈を知りたい。 (2016.11) 

クラミジア・トラコマチスの抗体検査にはIgG,IgM,IgAがあり、それぞれ206点ですが、2項目以上を同時に算定した場合は主たるもののみ算定となります。なお、IgM抗体は感染から1週間以内に上昇し速やかに消失(2か月以内に陰性化)されます。

 

Q.伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19)の抗体検査と点数を知りたい。 (2016.9) 

ヒトパルボウイルスB19の抗体検査については、「IgG」「IgM」があり「IgM」のみ保険点数219点算定できるが、「紅斑が出現している妊婦でこの感染が強く疑われる場合」と注記があります。

 

Q.ダニ媒介性の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の検査は可能か。 (2016.9) 

SFTSは全数把握対象疾患(4類感染症)で、病原体診断および血清診断は行政検査として地方衛生研究所で行われます。詳細は鹿児島市保健所へお問い合わせいただくようお伝えしました。

 

Q.麻しん疑いの場合の届出や検査の手順を知りたい。 (2016.9) 

麻しんを疑う症例は原則として全例検査診断を行なうことから保健所への届出と血液、尿、咽頭ぬぐい液からのPCR/ウイルス分離を保健所を通して検査されます。詳細は鹿児島市保健所へお問い合わせいただき、「医師による麻しん届出ガイドライン 第5版」をお届けしました。

 

Q.針刺し事故でのHIV検査が24時間迅速対応(事故後2時間以内に接種のため)ができないか。 (2016.7)

医師会病院 検体検査室(緊急検査)と協議し、緊急検査としてICA法による迅速キットで対応することとしました(8/1より)。「項目名:HIV(迅速)」ご依頼の際はお問合せください。

 

Q.ヒトメタニューモウイルス感染症診断の検査は可能か。 (2016.6)

ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスと同様の臨床症状で、2014年に迅速診断キットが保険適用(6歳未満でかつ画像診断で肺炎を疑う場合に保険実施)となりましたが、ベッドサイド検査であることから当検査センターでは受託しておりません。なお、ヒトメタニューモウイルスの治療には特異的薬剤がなく対症療法で治癒を待つことからウイルス確定診断の必要性については賛否あるようです。資料を送付しました。