=== 年頭のあいさつ ===

新 年 の ご 挨 拶
公益社団法人
鹿児島県栄養士会 会長

     叶 内 宏 明

 皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は熊本地震で多数の方が被災されました。熊本県栄養士会からの支援要請に対応するため,多数の鹿児島県栄養士会所属の管理栄養士が現地で支援活動を行いました。管理栄養士の派遣にあたり,ご理解いただけた施設もあるかと存じます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 昨年はvirtual reality(仮想現実)元年とも言われています。ゴーグル型端末を使っている様子がメディアで紹介されていますが,想像を超えるリアリティのようです。家に居ながらにして世界旅行などを体験できるので,外出できない人のQOL(生活の質)向上に繋がると期待されます。また,医療機器としての活用も今後進むのでしょう。このような先端技術や人工知能の発達によって,将来なくなる可能性がある職種をオックスフォード大学の研究者が発表しています『雇用の未来−コンピューター化によって仕事は失われるのか』。702の職種中,約半数がコンピューターに取って代わられると分析されています。しかし,医療に関わる職種はコンピューターに代替されにくい職業TOP50にランクインしています。幸い栄養士も上位に名前が上がっていました。専門職として期待された職種であることを改めて自覚し,今後も鹿児島県栄養士会の活動を継続してまいります。本年もご指導・ご支援いただきますよう,なにとぞ,よろしくお願い申し上げます。




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