「どんとなった 花火だ きれいだな〜 空いっぱいに ひろがった〜 しだれやなぎがひろがった〜」(『花火』作詞:井上 赳,作曲:下総皖一)。皆さん夏本番ですよ。お待ちかねの錦江湾サマーナイトは,8月20日(土)に開催されます。色とりどりの趣向をこらした花火,楽しみですね。
さて,相良先生の「誌上ギャラリー」は,グラデーションの豊かな濃紺の水面に,一輪の淡赤い睡蓮と黒いシュロの陰影が醸し出す『静寂』の写真です。いつも素敵な写真をご提供いただきありがとうございます。
「論説と話題」は,第11回(通算215回)定時代議員会の報告と,第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の報告です。代議員会は別紙にて詳細に記されております。また,学会は「地域医療と総合診療医−みんなでつくる地域医療,みんなで育てる総合診療医−」をスローガンに,東京の下町情緒あふれる浅草で開催されました。併せてご一読ください。
「緑陰随筆特集」は総数15本の随筆と写真の力作が掲載されています。その一つひとつに,硬軟織り交ぜて多くの熱い思いがこめられており,ご投稿いただきました方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
「医療トピックス」は,医師会病院薬剤部の中木原先生より「週1回投与のDPP-4阻害薬について」ご寄稿いただきました。患者さんの服用錠数,理解度やライフスタイルを考慮し選択をとのことです。
「学術」は,初登場の「コロッケ会症例検討会」をご寄稿いただきました。会は自由参加で,皆さんで症例を持ち寄り,定期的に開催されているとのこと。Q&A方式でしたので,さびた回転の鈍い頭をひねりながら読ませていただきました。貴重な症例をありがとうございます。今後も継続してご寄稿の程よろしくお願いいたします。
「切手が語る医学」は,古庄先生より「中国・香港・マカオ(澳門)・台湾・韓国C」の切手が紹介されています。いつも珍しい切手のご紹介ありがとうございます。
「リレー随筆」は,鎌田先生より「種子島のマイナーな楽しみ方」です。種子島の歴史,文化や大自然はメジャー級ですね。ご寄稿ありがとうございました。
「区・支部だより」は,各支部会の報告です。支部長会の報告を受け,執行部への忌憚のないご意見をいただきつつ,先生方の親睦を深めていただければ幸いです。
「各種部会だより」は,平成28年度鹿児島市内科医会総会および講演会と平成28年度鹿児島市外科医会総会,鹿児島市医師会勤務医会総会・研修会が紹介されています。また,「各種報告」には,大坪先生より鹿児島市特別支援連携協議会への参加報告が掲載されています。支援を必要とする児童生徒に,各関係者が意見交換されたとのこと。ご一読ください。
「鹿市医郷壇」へのご投稿ありがとうございます。暑い夏に,涼しい部屋で一句もうひとひねり,傑作のご投稿お待ちしております。暑中お見舞いとともに医報の編集委員の写真を掲載しております。お見知りおきの上,何かございましたらご一報ください。
さて皆さん,灼熱の夏到来です。この季節無理せず,熱中症に気を付けて,水分摂取に心がけてお過ごしください。・・・では,私はキンキンに冷えたビールで涼をとらさせていただきます!あしからず・・・夏に乾杯!
(編集委員長 上ノ町 仁)

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