桜も満開となりすがすがしい季節となりました。新たな気持ちで新年度をスタートさせたいものです。
「誌上ギャラリー」では尊田先生より大窪橋と題して，石橋を背景に鮮やかな桜と菜の花が春の到来を感じさせるお便りが届いております。
「論説と話題」は日本医師会医療情報システム協議会の報告を，上ノ町先生，楠本室長，福原主任よりいただいております。
「医療トピックス」は食事により影響を受ける薬剤です。食事により吸収力に様々な変化がある為確認しながら患者さんへ説明していきたいと思いました。ありがとうございました。
「学術」では今村病院分院の田中先生から，小腸悪性リンパ腫の切除の検討とのことで症例報告提示していただきました。バルーン内視鏡やカプセル内視鏡で小腸病変の早期診断が期待されるとのことです。貴重な報告ありがとうございました。
「医師会病院だより」では，永田先生より医師会病院で行われている麻酔についての紹介がありました。腹腔鏡手術では体幹ブロック，PONV予防にBISモニターを用いた完全静脈麻酔を行っておられるとのことでした。何より頑張っておられますので，皆様方患者さんのご紹介よろしくお願いいたします。
「随筆・その他」では，古庄先生より[病院・医療を含む海外援助]が紹介されています。いつもテーマに沿った貴重な切手の紹介ありがとうございます。小田原先生からは「日医の医師法第21条単独改正案は拙速 医師法第21条の改正は業務上過失致死傷罪の医療への適用と同時解決すべき」とのことでご寄稿いただきました。ありがとうございました。川田先生よりいただいたリレー随筆では空手を3世代に亘りやられているとのこと。また息子さんがすすんで練習されているなんて素晴らしく，親子でできるとは何より幸せなことと思います。
「区・支部だより」では，各支部の支部会報告が紹介されております。懇親会のあった支部もあったようで，皆さん楽しいひと時を過ごされたのではないでしょうか。
「各種部会だより」の鹿児島市内科医会1月例会では，鶴屋先生より腎性貧血治療の最新知見とのことでご講演いただき大変有意義で，臨床にも役立つとのことでした。
「各種報告」では，平成27年度学校保健講習会，第4回支部長会等の報告がされています。ご参照ください。
「鹿市医郷壇」のテーマは「ランドセル」でした。いつも楽しく拝読させていただいております。私の頭の中にはこのようないい句がなかなか浮かんでこないようです。
平成28年度の診療報酬改定は，診療報酬改定率をネットで1.03％引き下げられます。またも，厳しい内容ですがなんとか頑張っていきたいものです。
（編集委員 角 純啓）
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