[緑陰随筆特集]
日臨技九州支部医学検査学会(第50回記念学会)のご案内
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鹿児島市医師会の先生方におかれましては,ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。また,日頃から鹿児島県臨床検査技師会の運営に際しまして,心温かいご理解とご支援を賜り心から感謝申し上げます。
さて,日臨技(日本臨床衛生検査技師会)九州支部医学検査学会を平成27年11月14日(土)と15日(日)の2日間,鹿児島市の城山観光ホテルにて開催いたします。
今年で節目の第50回を迎え,『記念学会』として鹿児島県臨床検査技師会が担当し,開催・運営いたします。
会場のある城山の地は,鹿児島市街地に位置する四季折々に美しく移ろう豊かな自然の残る標高108mの小高い丘で,西郷隆盛終焉の地でもあります。市民に親しまれるこの地に,九州各地さらに全国の皆様をお招きいたします。会場からは優雅に噴煙を上げる桜島と鹿児島市街を一望することができます。ふもとには島津氏の鶴丸城址,篤姫像,近隣には西郷隆盛像,小松帯刀像があり,一帯は観光スポットにもなっています。
学会テーマを「維新」,サブテーマを「この50年,そしてこれから」としました。日本の夜明けとなった明治維新の立役者である西郷隆盛は,近世から近代への大きな転換期に重要な役割を果たしました。来年は,明治維新の始まりとされる1866年の薩長連合の締結より150年という節目を迎えます。それぞれに大きな志を抱いた藩士たちが,ここ鹿児島より全国へ,海外へ飛び出していきました。日本の南端で育った若者たちはどのような未来を思い描いていたのでしょうか。150年前に思いを馳せながら,私たちもさらなる前進そして新たな挑戦のための学会にしたいと思い,そして「敬天愛人」の精神でこのテーマを選定しました。
私たちの日臨技九州支部学会が節目の「第50回」を迎えるにあたり,まず今まで九州の技師会を支えてくださった諸先生や先輩方のご尽力により今があることに敬意を表します。そしてこれからの技師会はどのような道を進むべきなのでしょうか。まさに今,私たちは「九州人の情熱と知性」をもって前進しなければなりません。一人一人が燃える情熱で「新たなる挑戦」をしていただきたいと考えます。
学会では,学術向上の場としてしっかり学び,会員との交流の場として懇親会にも参加していただき,楽しい思い出を作っていただきたいと願っています。
学会内容をご紹介いたしますと,学会の基盤であります一般演題が129演題,シンポジウム6演題,メーカープレゼン2演題そして教育講演2題を企画しています。また,賛助メーカー55社より様々なご支援を賜り,同ホテル内展示会場(60小間)におきまして最新の機器や試薬の展示会を開催いたします。
特別講演は,テレビの『行列のできる法律相談所』でお馴染みの弁護士 菊地幸夫先生に「出会いの人生から学んだこと」についてご講演をいただきます。また,第50回記念企画として長崎県臨床検査技師会元会長さらに日臨技元副会長,そして現在,長崎医療技術専門学会の校長であられる今村先生に「未来に向けて50年から学ぶこと」と題してご講演いただきます。さらに,文化講演は,まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会代表の東川隆太郎様に「魅力あふれる九州の物語」と題してご講演いただきます。医師会の皆様,県民の皆様にも聴講可能な「一般公開講演」として開催いたします。
また,学会開催中は「第30回国民文化祭・かごしま2015」が平成27年10月31日(土)から11月15日(日)まで,テーマを「本物。鹿児島県〜文化維新は黒潮に乗って〜」として開催されています。奇しくも今回の九州学会とテーマに共通点があります。ぜひこちらにもご参加ください。
おわりに,鹿臨技といたしましては,鹿児島市医師会の先生方の診療支援チームの医療職の一員としてしっかりと職責を果たせる臨床検査技師育成の土台となり牽引となるような活動を行う所存であります。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
<日臨技九州支部医学検査学会>


鹿臨技キャラクター ひっとべ君

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