=== 年頭のあいさつ ===
新 年 の ご 挨 拶 |
|
|
 新春のお慶びを申し上げます。
平成26年度5月に当法人は公益社団法人として2期目を迎えました。数名の理事交代がありましたが,公益社団法人としての活動を気持ちを新たに進めております。本年度はこれまで実施してきた生涯学習研修を見直し,生涯教育研修として開始しました。管理栄養士・栄養士はそれぞれ栄養の専門家として,養成施設卒業後すぐに現場で活動ができる能力「0 dayスキル」が求められますが,その能力をさらに深化させるために幅広い内容の研修会を実施しています。基本能力を涵養する講義(90分)を25単位,演習(180分)を7単位,専門に特化した講義を26単位,演習を7単位,これらを2年の期間で実施する計画です。原稿執筆時点で7回終了しておりますが,150人ほどの会員が継続して受講し,熱心に自己研鑽に努めております。
平成26年3月に厚生労働省から「日本人の食事摂取基準(2015年版)」が報告されました。いよいよ本年から新たな基準で栄養指導が始まります。これまではエネルギー摂取基準を算出し,提供エネルギー量を決定していましたが,大きく変わったことはBMI(体格指数)の変化を基準にエネルギー管理を実施するようになったことです。また,栄養指導を実施する際,食事評価の重要性について改めて強調されています。エネルギーや各種栄養素の摂取状況を聞き取り,食事摂取基準で示される値と比較して,栄養アセスメントを実施するように示されています。適正にアセスメントを実施したいと思う管理栄養士・栄養士の熱意が前述した生涯教育研修会への参加者数の多さに繋がっていると考えています。
食事,栄養の面から鹿児島市の医療環境がさらに良くなりますように,微力ではございますが活動を継続してまいります。本年もご指導・ご支援いただきますよう,何とぞ,よろしくお願い申し上げます。

|
このサイトの文章、画像などを許可なく保存、転載する事を禁止します。
(C)Kagoshima City Medical Association 2015 |