師走を迎えるとカレンダーを買う。ここ数年3カ月綴りのものを好んで使っている。早速予定を入れてみると，開催地はいろいろだが恒例の学会予定が一通り入る。今年はどんな演題を出そうか，どんな街でどんなふうに飲むのだろうか，などと考えながら1年が始まる。そして2カ月先の暦を見ながら過ごす中に，気が付くとまた師走を迎える。2014年，今から楽しみだ。
（編集委員 森岡 康祐）
昨年は，第3回WBC（World Baseball Classic）で残念ながら3連覇を逃し，サッカーコンフェデレーションズカップでは3戦全敗という悔しい結果になってしまいましたが，今年は，2月にソチ冬季オリンピックが開催され，おそらくニューヒーロー・ヒロインが生まれ私達に新たな感動をあたえてくれることと思います。そして何といっても6月にサッカーワールドカップがブラジルで開催され予選グループでは，コートジボワール，ギリシャ，コロンビアとかなりの難敵と競わなければなりませんが，なんとか予選を突破して決勝トーナメントまで出場し必ずやコンフェデレーションズカップの悔しさを晴らしてくれると思います。がんばれザックジャパン。
（編集委員 角 純啓）
昨年は我が国を含めて世界的に風雨災害が目立ちましたが，自分にとっては福岡市内のクリニック火災が一番の衝撃的出来事でした。施設規模・入院患者の状態等が自分の所と全く同様で，正に他人事ではない事態。明日は我が身かもと思われた先生方も多いはずです。“平穏に見えても危機はすぐそこにある。”何事にも危機意識を忘れない一年にしたいと考えています。
（編集委員 寺口 博幸）
今年の干支「甲午」は植物の生育が止まり，衰退の兆しを見せる状態とされています。しかし，「人間万事塞翁が馬」ということわざがあるように，不幸が幸福に転じることもあり，人生の幸不幸は予測しがたいものです。学生時代から久しく離れていた乗馬も再開し，楽しみながら，今年はより一層地道に努力していきたいと思います。
（編集委員 中村佐知子）
ありふれた病気だけど，原因不明の特発型が4分の3を占めるのが蕁麻疹。原因究明が進まない一番の理由は，発症する動物が人以外では実験に使うには大き過ぎる馬しかいない事。馬は人と同じ様に汗腺を持ち，温熱発汗をし，発汗刺激でコリン性蕁麻疹を発症する。馬以外の汗をかく動物は驢馬（ろば）と河馬（かば）でみんな馬という字が付いている。
（編集委員 島田 辰彦）
今年は2月にソチ冬季オリンピック，6月にFIFAワールドカップと楽しみなスポーツイベントがあります。日本勢の活躍が大いに期待されるところです。気になることは，4月からの消費税増税による景気の先行き，中国，韓国との国交関係の悪さです。午年ですので，隣の国と馬が合わないと言わず，有史以来の竹馬の友としてウマくやれないものでしょうか。
（編集委員 伊地知 修）
昨年は，新米理事としてあまりに慌ただしく，校正の仕事をはじめとして何をどうしたのか，訳の分からないまま過ぎてしまいました。時の流れの速さを実感する暇も無かったというのが実感です。今年は少しは落ち着いて，内容を楽しみながら校正ができるようになりたいと思っています。
（副編集委員長 熊谷 輝雄）
今年は午年。「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」とのことわざがあり，その意味は「やりもしないで批判したり評価したりするべきではない」とのこと。となると，この1年，汗馬の労もいとわずに，時には競走馬の如く颯爽と，またあるときは馬車馬の如く泥臭く，人間万事塞翁が馬で仕事に遊びに精を出してみたいと思います。
（編集委員長 上ノ町 仁）
(C)Kagoshima City Medical Association 2014