日本列島は猛暑つづきの毎日で「夏!」真っ盛りですが,皆さん熱中症対策は万全でしょうか?私は自転車通勤のため日よけ対策の帽子を購入しました。灼熱の太陽から頭皮を守っております。
さて,尊田先生の「誌上ギャラリー」は夏恒例の花火の風景です。夜空に咲く大輪の花火がきれいで夏の暑さを吹き飛ばしてくれますね。ご寄稿ありがとうございました。
「論説と話題」は代議員会の報告です。同封の議事録をご一読ください。また救急医療先進地視察では大分市の大分市医師会立アルメイダ病院,大分大学医学部附属病院,大分赤十字病院,大分市消防局,大分市小児夜間急患センターの状況や取り組みが報告されています。ドクターヘリやドクターカーの運用や救急体制の状況など鹿児島市の救急医療システムの構築の糧になるような内容です。
「緑陰随筆特集」では涼しげな菊池渓谷の朝の写真に始まり,体育会系・大自然系・学術系・文化芸術系・随筆系・社会系あり総勢17人の執筆者からご寄稿いただきました。いずれも読み応えのある力作でご執筆いただいた皆様方に感謝いたします。ご寄稿本当にありがとうございました。
「医療トピックス」では福元先生より便秘症の治療薬について教えていただきました。各種便秘薬にも特徴があり患者さんの状況に応じ使い分けなども必要と思われ,薬剤師の先生方のご指導をお願い致します。
「学術」では桶谷先生から「免疫抑制・化学療法によるB型肝炎ウイルス再活性化の現状と対策」につきご寄稿いただきました。免疫抑制剤の負の側面として易感染性および潜伏感染症の顕在化が問題となっており,我々もウイルスの再活性化の可能性に注意が必要であり,肝臓専門医との連携を取るよう述べられています。また稲森先生より実地診療マニュアルが紹介されています。鹿児島市医師会ホームページにもアップロードされておりますのでご参照ください。
「切手が語る医学」では古庄先生より心臓・がん・ハンセン病の切手が紹介されています。いつも珍しい切手のご紹介ありがとうございます。
「リレー随筆」では森岡先生より「来鹿23年目の7月に思う」のタイトルでご寄稿いただきました。先生の鹿児島へ赴任された経緯や恩師のこと,そしてチーフとしての責任など自分の経緯と重ねて感慨深く拝読させていただきました。ご寄稿ありがとうございます。これからもリレー随筆の輪をつないでいきたいと思います。
「各種部会だより」では鹿児島市内科医会総会及び講演会,鹿児島市医師会勤務医会総会・研修会の報告があり,「各種報告」では鹿児島市医師会新会館建設経過報告があります。ご一読ください。
また,「鹿市医郷壇」へのご投稿ありがとうございます。暑い夏頭を冷やして作品をどしどしご応募ください。お待ちしております。
熱帯夜がつづき日常の疲労もピークに達するかと思いますが,夏バテ防止に程よい栄養,程よいだれやめ,そして十分な睡眠を心がけこの夏を乗り切りましょう。
(編集委員長 上ノ町 仁)

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