随筆・その他

切手が語る医学(143)

【ルイ・ブライユ誕生200年記念切手@】


                        中央区・城山支部
                         (高見馬場リハビリテーション病院)  古庄 弘典



 2009年はアルファベットの点字開発者ルイ・ブライユ誕生200年にあたり記念切手が発行されました。
 ルイ・ブライユ(1809〜1852)はパリ東方の小さな村クプヴレに生まれ,3歳のとき父親の錐で誤って眼球を突き刺し,左目を失明,その後感染症により5歳で全盲になった。パリ盲学校在学中に現在の横2×縦3の6点式の点字を発明し,現在世界中で使われる点字になった。
 ルイ・ブライユは1852年肺結核のため43歳で没した。
 小惑星(9969)ブライユは彼にちなみ命名されたそうです。ブライユ記念の切手をいくつか紹介します。

オランダ(2009年)ルイ・ブライユ誕生200年(連刷シート)
それぞれに3つの単語を文字と点字のエンボスで示す
(実物は,いずれも3つの単語をアルファベットと点字の組み合わせで表記されています)




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