随筆・その他
時・所・人かわれば趣味?は変わりますか?
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東区・紫南支部
(くりの整形クリニック) 栗野 浩宣 |
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※時は平成3年,記憶が定かであれば,まだバブル期だったと思います。日本の某企業はアメリカの象徴であるロックフェラービルを買収(いくらで買収したんでしたかネ?)。
ジュリアナ東京では,扇子を振り踊り明かす光景が思い出されます。
私自身四苦八苦の思いで国家試験に合格し名古屋を脱出し,最初の地久留米市を選びました。
久留米といえば,食でいうと久留米ラーメン,柳川どじょう(あくまで私の考えです)。人といえばササガワリョウイチ氏(競艇のドン?),ブリヂストン(石橋氏)といえば元総理大臣の鳩山由紀夫氏です。
友人にタイヤ臭いねと言ったら,それは言ってはならないと指摘されたことがありました。
また福岡・中洲もそう遠くなく,アルバイトに励み,夜の町ネオン街を幾度となく徘徊(趣味?)したものでした。この頃は飲み会も多く,時々ジュリアナもどきで,扇子を振りピンクのドンペリ(?)を飲んでいたような気がします(誰がお金を払ったんでしょうか?スポンサーの皆さん,おごっていただいてありがとうございました)。
※時は平成7年,名古屋。
名古屋といえば,食でいうとエビフライ,ミソカツ,ドテなべ,八丁味噌,うなぎ(鹿児島の養殖鰻?天然?),やたらと味噌を使います。
人でいえば金さん銀さんがその頃は有名だったでしょうか。
そこそこ都会,駅ビルにツインタワーができていたのは驚きました。
そこそこ都会のため見栄も必要だったかもしれません。お金もないのに見栄を張り,初めて外国車に乗りました。周囲の人が車の話をすればそこそこついていくために本を読んだものでした。
休みの時は,気晴らしによく洗車(洗車場もたくさんあったため)もしました。
※時は平成9年,場所は石川県小松市。
石川といえば,食でいうと松葉カニ(11月から2月が旬で,それ以外はいけすや冷凍物のため,この時期が一番おいしいと地元の人がいってました),寒ぶり。
人でいえば元ヤンキースの松井秀喜選手,元総理の森 喜朗氏。
11月から3月までは日本海ならではの気候(どんより曇った日)になります。お世話になった院長先生曰く,これが日本海だとおっしゃいました。
道路も雪国ならではで,スリップしないように道路に石を混ぜてありでこぼこで,道路にスプリンクラーがあるのも驚きました。名古屋の先輩に車がいたむねと言われたことをこの地に来て理解できました。
スタッドレスタイヤを履いてもほとんど役に立たず,雪かきグッズを借りて冬期はしのいでいました。
車を購入してから年数も経ちキズも目立ってきたため,車への愛着・興味は薄らいでいきました。
平日木曜日が一日休みと(平日はゴルフ料が安くなります)病院の法人会員権がありもっと安くゴルフができたこと,周囲にゴルフをする人がいましたのでこの頃よりゴルフをやるようになりました。日本製にもたくさんいいクラブはありましたが,名前と文字の格好良さからキャラウェイ(Callaway)という商品を買いました。確かその頃(今は引退していますが)女子のアニカ・ソレンスタムプロが使用していたと思います。ある冬期に練習場に行った際,練習場の右端から対角線にネットに突き刺さる玉を打つ人を発見しました。川岸良兼プロでした(石川・小松市の出で父親がここの練習場のオーナーであることを後で教えてもらいました)。日大出身の天才プロでもシード権をなくしたのはこの頃だったでしょうネ。
※時は平成11年,地は静岡
鹿児島に似た気候だったと思います。食といえば茶,スッポン,うなぎ(どこの?),ドウマンガニ(浜名湖)。
物価は東日本物価,ゴルフ場はやや高かったです。そこで友人の趣味もゴルフと飲み会であったため,引き続き趣味は続きました。
※時は平成14年,気が付けば鹿児島
1歳と2歳の子供を連れて帰郷(もともと自分は田舎人です)。
田舎暮らし,山と海に囲まれた地。自然と場所も人も変わり趣味も変わります。
子育て(イクメンか?),魚釣り,潮干狩り,アウトドア的に。
冬期のいか釣りの醍醐味はいかとの駆け引き,格闘だと思います。
その場所(現地調達)でガシタ(アナンスとうちの両親は言います)を釣り,リール竿で投げエッギでひっかけるという単純なものです。ひっかかる時もあるし,逃がす時も当然多々あります。
※時は平成19年,鹿児島市内
観葉植物・花等土をいじることに最近興味を持ってきました。
一昨年,昨年と寒かったせいもあり外で育てている植物(温度は5℃以下にならないほうがいいとは分かっていますが…)が,傷んだり,枯れた植物もあります。
春になり新芽をみると心が温まります。倒木継承でしょう。
時(年齢体力も含め),所(それぞれの環境)により自分にあった趣味を見つけることはいろいろな刺激になっていいことだと思います。
【誤字,脱字,記憶違いがあるかもしれません。その場合はご容赦ください。】
| 次号は,上ノ町・加治屋クリニックの上ノ町 仁先生のご執筆です。(編集委員会) |

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