Dog Singer Duo
| 南区・谷山支部 （東開内科クリニック） 植松 俊昭 |
当クリニックは，毎週木曜日と土曜日の午後，在宅療養支援で往診診療を行っています。
その往診先の1軒に柴犬とゴールデン・レトリバーを番犬として飼っているお宅があり，まあ2匹ともキャンキャン，ワンワンうるさく吠えること吠えること。
先日そのお宅をいつもより早い午後5時ちょっと前に訪問した時のこと。ややあって，折しもこの集落に午後5時を知らせる童謡「夕焼小焼」（中村雨紅作詞・草川 信作曲）のメロディーが流れました。と今までこちらに向かってガンガン吠えまくっていた彼らが，一転そのメロディーに合わせて〜ウォーン，ウォーン〜と「合唱」するではありませんか。遠い少年の日飼っていた愛犬もおんなじことをしていて，彼のことがなつかしく思い出されましたが，2匹とも一緒というのは初めてでした。飼い主に訊いてみましたところ，最初は，柴犬の方が「歌い」出し，時をおいてゴールデンが追随したとのこと。往診が終って玄関先に出たら，またワンワン，キャンキャンに元通り。キショーメ。
次回の往診の時には，ハーモニカを持参して「夕焼小焼」を吹いてみましょう。
彼らの「妙なる」Duoがまた聴かれるかどうか。
ところで，このDuoのネーミングを何としよう。
いっそこの際，かつて「明日に架ける橋（Like a bridge over troubled water）」など数々の名曲を世に送った往年の名Duo，「サイモン＆ガーファンクル」をもじって，「ガイモン＆サーファンクル」とでも名づけるか。
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