昨年は3月11日東日本が未曾有の大震災に見舞われ，経済の低迷に拍車がかかりました。加えてアジアではタイの大洪水でタイ国民が大きな被害を被り，現地の日本企業も休業に追いやられました。その影響を受けて国内の産業まで一時的に業務が滞ったやに聞いております。しかし自動車業界には復活の兆しが見えているようです。ただしTPP（環太平洋戦略的経済連携協定）の問題が起こり，果たして参加したほうが良いのか，見送った方が良いのか学者の間でも賛否両論あるようです。いずれにしろ国論を二分するような大きな問題です。またアメリカでは景気の低迷から脱却しえず，ヨーロッパではギリシャの財政破綻一歩手前で政権の交代が行われ，ドイツが主導権を発揮してヨーロッパ全体の立て直しを始めたようです，しかし油断は禁物のようです。このように昨年は全世界的に混沌とした年だったような気がします。今年こそ，この初日のように太陽が遍く明るく全世界を照らしてくれればと願っています。（開聞岳を望む頴娃町より）

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