2009年流行語大賞には、政権交代が選ばれました。政治に関連して、そのほかにも脱官僚、事業仕分けなどがトップテンにノミネートされています。まさに2009年は、政治的にも大きな節目となりました。さて、この大きな波は私たち医療人、患者にとってどんなインパクトを与えることとなるのでしょうか。今年はその見極めをしっかりやり、私たちも熱く語り合いましょう。
（編集委員 竹元 雅一）
2010年サッカーワールドカップの対戦国が決定した。オランダ･カメルーン･デンマークといずれも日本よりランキングは上位で、というか日本よりランキングが下のチームがあまり無いのだが、今回もかなり予選突破は難しそうである。2006年大会はつらい思い出ばかり残っているが、今回はせめて1勝を挙げて、予選リーグの間は希望をつないで欲しいと切に願うばかりである。
（編集委員 山口 剛司）
年末テレビで司馬遼太郎の「坂の上の雲」を見ました。明治の日本には物質的豊かさはありませんでしたが、若者には欧米列強と肩を並べるという意気込みや、大きな将来の夢がありました。今年の医学部定員は過去最高の8,846人になるそうです。司馬さんが言うように、晴れあがった空のようなたかだかしい心と、ずっしりたくましい足どりでこれからの医療を担ってもらいたいものです。願わくは鹿児島の医者に、小児科医になって下さい。
（編集委員 伊地知 修）
裏千家のお茶の稽古も17年目に入りました。ご存知の初釜も各先生方のところで催されます。安土桃山時代に千利休がわび茶の精神を受け継ぎ完成させた茶道ですが、さすがに「道」と付くだけに奥深いものがあります。一服のお茶を点て相手に喫んでいただくそれだけのことですが、風呂・炉の手前作法の違いなどたった半年前の事を忘れてしまいます。四季に合わせた道具、花などの取り合わせからも学ぶべきものが多々あります。昨年も一年いろいろな事がありましたが、精神のリフレッシュとしての茶の湯を今年も楽しみたいと思います。
（編集委員 長友由紀子）
昨年はジャイアンツの日本シリーズ優勝で大満足の1年でした。私事としては昨年年男であったため医報の新年号に目標を“Challenge”と表明しておりましたが、反省点としてこの1年何も“Challenge”していなかったことが判明致しました。となると、今年の目標は「平穏無事に、このままで・・・」。これだと達成できるのではないかと思う寅年の正月です。
（編集委員 上ノ町 仁）
2010年です。平成22年です。私の誕生は1955年、昭和30年、今年で55歳。大学卒業は1980年、昭和55年、今年で卒後30年。車は8−6水害の時に買ったので、17年目、座敷犬の雑種犬も17年目。使っているスピーカーは成人式の時に買ったので35年目。肩の痛みが始まって約5ヶ月。5に縁のある年のようです。この節目の年に何か良い事があると信じて、毎日をがんばろうと思っています。
（編集委員 大西 義孝）
政権交代という大きな変革がありましたが、依然として政治には解決すべき問題は多く残されています。医師会も時代の要請に合った形での変革が要求されていますが、さまざまな難問が待ち構えていると思います。微力ではありますが、今年も会員の方々に役立つような医報をお届けできるように努力してまいりますのでよろしくお願いします。
（副編集委員長 年永 隆一）
今年還暦の方々は「五黄の寅」の、とても運気の強いお生まれだそうです。また、寅年の人が三人集まれば強い運気を引き寄せるとのことです。医師会にも大勢おられます。
昨年は歴史的な年でしたが、今年が新しい時代の夜明けとなるのでしょうか。
赤い初日が桜島から顔を出す、年に一度だけの色付きの表紙でお届けします。通巻575号です。
（編集委員長 宇根 文穗）
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