お彼岸が過ぎても暑いこの頃です。思いがけないシルバーウイークなる連休はいかがでしたか。敬老の日が第3月曜日と定められ（ハッピーマンデー）、秋分の日は前年の2月に国立天文台が官報公告で決定するのだそうで（大概が９月23日）、今年はたまたま両祝日に挟まれた22日（火曜日）が国民の休日となった故とのことです。このごろいろいろ法律も変わりそうですが、祝日法が変わらない限り次回は2015年だそうです。その頃は毎日サンデーになっておられる方も多いかもしれませんが。
さて、新型インフルエンザ対応は喫緊の課題で、鹿児島市医師会ではいち早く対策検討委員会を立ち上げています。その検討結果を論説と話題にご寄稿いただきました。もうひとつの論説と話題は医師会病院の外来化学療法に関するものです。医薬連携による患者さんや医療機関の受ける恩恵が大きくなるとの説です。
新薬も多く、くすり一口メモは会員にとって毎号ありがたい記事です。
随筆では、会員の皆様のお人柄が思い浮かび、お会いした事のない方でも親しみが持たれます。より多くのご投稿をお待ちしています。
それぞれの区・支部がいろいろ工夫して会員の懇談や大切な連絡などをしておられることがご報告されました。スナップ写真入りはいいですね。さすが社交ダンスの名手？の奥田先生はかくしゃくたるものです。
内科医会の症例検討会は今回が第一回との事でした。医師会の学術団体たるもうひとつの一面を見せて下さいました。運営にはご苦労が多々あろうかと思いますが、今後もよろしくお願いします。
学校保健では、いつもながらご担当の先生方の熱意には頭が下がります。内臓やこころ、それに感覚障害の子どもたちの問題にも正面から取り組まれています。
看護学校協議会の模様も報告されています。看護師の質や身分の向上と数の確保のいずれも大切なことですが、それぞれの関係団体の思惑のすれ違いが伺われるのが心配です。上質な医療を提供する表裏一体の職能団体として、十分な意思疎通を図る上位組織での連携がまだ足りないように思われます。
理事会報告では、次期役員等選挙の選挙管理計画（案）が表にされて示されています。委任状は臨時総会の成立には必要とされますが、選挙の結果には反映されません。臨時総会に出席されて投票されないとご自分の意見は選挙結果に生かされません。その点誤解のございませんようご注意ください。
天高く・・・・の秋がそろそろです。自戒を込めて、特定健診の説明後に「メタボ無のしおはんな立派ち嫉しょのん医者」とならないように。
（編集委員 宇根 文穗）
(C)Kagoshima City Medical Association 2009