雨上がりの空の下、西都原古墳公園の桜と菜の花は満開であった。この公園は、特別史跡西都原古墳群の中央にある。桜並木の後方に見える森には、５世紀初頭に築造されたといわれる男狭穂塚（おさほづか、全国最大の帆立貝形前方後円墳、墳長154m）女狭穂塚（めさほづか、九州最大の畿内式前方後円墳、墳長176m）がある。例年、両塚と古墳公園に隣接した御陵墓前広場で、３月最終土曜日から「西都原桜・菜の花祭り」が開催される。

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